選べるあかり

暮らしに合わせてあかりを選べることで、空間の居心地を高めてくれます。特にリビングは家族が長時間共に様々なことをして過ごします。それぞれの目的に合ったあかりが広がったり、その時の気分に合わせたあかるさが空間を照らすことでより過ごしやすくなるのです。

例えば、一日の始まりはすがすがしくスタートさせたいものです。人が心地よさを感じるのが快晴の青空です。そこで白~青っぽい光色で空間を照らすことですがすがしく、爽やかな気分になるので、朝の目覚めの時やリフレッシュしたい時に適しています。逆に夜は家族みんなが集うため、より落ち着いてリラックスできる空間が求められます。そこで赤みがかった光色で空間を照らすことで夕暮れ空をイメージしたより落ち着いた雰囲気が広がるのです。くつろぎ感が高まるので家族や友人とリラックスしたいときには適しているでしょう。

リビングでは勉強や読書もすることでしょう。この場合は、白~青っぽい光色で明るさの度合いを高めます。そうすることで文字がくっきりして読みやすさが増し、勉強も読書もしやすく、視力を悪くするのも避けられます。我々夫婦の趣味はDVD鑑賞です。リビングが映画館のような臨場感あふれる空間となるようにも配慮しました。テレビ背面の壁を間接光で照らし、テレビとの明るさの差を小さくしたのです。目が疲れにくくなるようにしながら、画面に集中できるように全体の明るさを抑えて、映画館のような空間を演出できるようにしました。

光色や明るさを度合いをリモコン一つで操作できる照明を設けておくことで、気分や目的に合わせ最適なあかるさが広がるので過ごしやすい空間となるのです。あかりにも注目したリビングつくりをしてみるのもいいと思います。

ミセスコーナー

ママ達は、日々家事や育児に追われながら慌ただしく過ごしています。それに加え外で仕事を抱えているママも多いです。忙しく過ごすママが家でホッと一息つくミセスコーナーを設けておくといいと思います。ママにとって自分の居場所があることで、心身ともにリフレッシュでき、一体感のあるLDKの一角に設けておけば、家族との繋がりを感じることができながらも自分の時間を大事にできるのです。

我が家の新居には、キッチン横に私の居場所となるミセスコーナーを設けたのです。キッチン横に設けることで、家事の合間のちょっとした時間でも有効活用できるからです。料理を煮込んでいる間の時間にコーヒーを飲んで休憩したり、レシピ本やパソコンでレシピを再確認したりと少しの時間でも無駄にせず過ごすことができるのです。

朝はここでメイクをします。家事や育児の合間の時間にはここでパソコンを開いて趣味のネットショッピングをしたり、夜はお肌のナイトケアを行ったりもします。リビングで過ごす子ども達にもしっかりと目が行き届くため、安心してここで自分の時間を過ごすことができるのです。子どもの宿題をチェックしたり、裁縫をしたり、家計簿をつけたり、子ども達のスケジュールを管理したりと座って行うワークスペースとしても活躍してくれています。

より居心地のいいミセスコーナーとなるようにカウンター上部にはキャビネットを設け、書類や裁縫道具、パソコン関連用品、お化粧道具などここで使用するものをきちんと整理できるようにしています。カウンターの上をスッキリと片づけられるので美しさを保てます。コンセントや照明など配線計画もしっかりと行い利用しやすいスペースが広がっています。

平屋住宅

希望の間取りを実現させるには平屋住宅の場合、ある程度の土地の広さが求められるのですが、近頃では平屋住宅を希望する人が増えていると言います。平屋住宅の魅力は、階段がないことです。階段がないことで得られる魅力がたくさんあるのです。

まず、安全性の確保です。住宅内の事故で多いのが階段での転倒や落下事故です。階段のない平屋住宅は、これらの事故の恐れのない安全な住まいと言えるのです。また、階段がないことで部屋から部屋への移動の際に動線が短くなります。動線上に階段を挟むことで動線が長くなるだけでなく、階段の上り下りが体にかける負担が大きくなるのです。掃除の際も掃除機を抱えて階段の上り下りをする手間もかからずスムーズにお掃除が行えるのです。

階段を設けることで階段の下にはデッドスペースが生まれてしまいます。このデッドスペースを上手に活用しないと住宅への不満となってでてくるものです。しかし、階段の無い平屋住宅は、デッドスペースを生むことなく、空間を最大限に有効活用させることができるのです。

階段がないのでその分間取りをコンパクトにすることもできますし、収納を増やすこともできるのです。平屋住宅は、家族が別々の空間で過ごしていても身近に家族の気配を感じやすく、家族の繋がりを実感できますし、ワンフロアなので家で孤立する場所もなく自然と家族がリビングへ集まってきやすくなります。家族のコミュニケーションを大事にできますし、自然とコミュケーションも増えるのです。小さい子どものいる家庭では、子どもの様子が把握しやすいので親は安心できるのです。

高さが低いため、2階建てに比べて構造的に強く、台風や地震時にも危険が少なくなるという安心感もあります。平屋住宅の人気が改めて高まっているのも理解できますね。

回遊型の和室

我が家に設けてある和室は、二方向の動線を確保し回遊型の和室にしました。まずは、リビングからの動線です。ワンルームのような一体感のあるLDKに隣接する形で設けた和室は、普段は建具で仕切らずリビングとの繋がりを大切にしています。そうすることでリビングにより広さや開放感がプラスされますし、和室をリビングの延長として利用しやすい空間となっています。

小さな子どもが遊ぶ場合、床におもちゃを落としたりぶつけたりするためキズが気になります。畳ならこのような心配がありません。また歩きはじめた子どもが転んでも畳なら安心です。遊ぶスペースとしてだけでなく、昼寝スペースとしても利用できます。キッチンで家事をしながら遊ぶ子どもの様子や昼寝をする様子が把握できることでママは安心して家事を行うことができます。

リビングとの動線は必須でした。もう一つの動線は、玄関からの動線です。玄関ホールあら直接和室へ出入りできるようにしました。時に、生活感で溢れるリビングを見られたくない時もあります。このような時はリビングとの境の建具を閉めて、玄関ホールから直接和室へ案内します。そうすればリビングを見られる心配もありませんし、和室を客間として利用させることができるのです。家族は通常通りリビングでくつろぐことができるので一石二鳥です。回遊型の和室はより多目的に利用することができるのです。

キッチン

女性にとってキッチンは住宅の中で大変重要な空間です。家事の中心的場所であるため、一日の大半をここで過ごすという主婦も多いのです。住宅が多様化する中、キッチンスタイルも多様化しています。自分に合ったキッチンを取り入れ、家事を効率よく行い、居心地のいい空間を目指したいものです。

最近では、間仕切りなどで閉じられたキッチンではなく、リビングと一体化したオープンキッチンが増えています。オープンなキッチンにすることで誰でも作業が手伝いやすく、キッチンを通してのコミュニケーションが生まれやすくなるのです。オープンキッチンと言っても形は様々で、I型と呼ばれるタイプのキッチンをリビングに向かって配置する対面型タイプや、部屋の中央に島のようにキッチンを配置するアイランド型など色々な形があります。キッチンスペースの広さにも合わせてキッチンスタイルを選ぶ必要があるのです。

今までは壁付けキッチンが多く、リビングに背中を向けていたのが、最近では家族と向き合う形になり、家事をしながら家族の顔を見てコミュニケーションを取ることができたり、大好きなテレビ番組を見ながら家事ができたり、子どもの様子を確認しながら家事と育児の両立のしやすさを高められるようになっているのです。

オープンキッチンのデメリットである、調理する時のにおいや煙、食器を洗う時の水音がうるさいなどの問題もあったのですが、これらの問題を解決したキッチンが増えています。キッチンを選ぶ際にはこのような問題を解決したものを選び、家族との繋がりや家事のしやすさを大事にしたいものです。

シューズクローク

玄関の横に設けられるシューズクローク。このシューズクロークは収納量と動線に注目しましょう。ここに収納する物をまず事前に把握しておくのです。靴や傘だけではなく、工具や子ども達の屋外用のおもちゃ、ベビーカーに旦那さんの趣味のゴルフバックなどまで収納できるように我が家は計画しました。広々としたシューズクロークを設けたことで玄関スペースに靴箱を設置する必要がなく、スッキリと広々とした玄関が広がっています。

シューズクローク内にはL字型に可動オープン棚を設けています。家族の靴を大容量に収納しておくだけでなく、工具や屋外用おもちゃ、洗車道具やアウトドア用品なども棚に整理することができています。オープン棚なのでどこに何があるかが一目で把握できますし、出し入れのしやすさも高いです。棚の下部にはハンガーパイプを設けているので傘やボールなどを吊るして収納することができています。

土間収納スペースもしっかりと確保しているので、三輪車やベビーカー、ゴルフバックなど、子ども達が成長すれば部活用品なども収納できる広さがあります。このスペースは、屋外で使用して汚れている状態でもサッと片づけられるため非常に便利ですし、そのおかげで玄関スペースにいつまでも物が置きっぱなしになるのを避けられています。

このシューズクロークから室内へと入れるように動線を確保しました。靴や物をしまうと同時に室内へとスムーズに入ることができるため無駄な動きが全くありません。小さな子ども達でも自分の靴やおもちゃを片付けて室内へ入ってくるという習慣が自然と身に付いているのです。このようなシューズクロークを設けて、玄関をスッキリと保てるようにしましょう。

片付く洗面・脱衣室

洗面・脱衣室は物が多く集まってくるので散らかりがちです。毎日気持ちよく使えるように、収納計画をしっかり立てましょう。

まず、洗面・脱衣室に置くものをリストアップしましょう。タオル類、化粧品・ヘアケア用品、家族の下着・パジャマ、洗濯関連用品・洗剤、バケツ・お風呂ブーツ、着替え置き場、使ったタオル掛け、体重計などがあります。物を把握した上で、洗面・脱衣室の広さや収納の大きさを決めていきます。

これ等リストアップした物を1.25坪(2150×1800mm)のスペースに収納してみます。中央に入り口があり、左側に浴室への扉が有るとします。4つの収納スペースをとります。

洗面台の下には洗面・脱衣室で使うもののストックを入れます。洗面台の鏡の中には洗面用具、化粧品、ヘアケア用品を入れます。

洗濯機と洗面台の間には幅450、奥行き550~600mmの収納に、上からバケツ、ハンガーパイプにハンガー、ピンチハンガー、洗濯ネットなどを掛け、使用中の洗剤や洗濯バサミを入れたカゴ、一番下には扉を閉めて洗濯物を入れます。

入り口の左右にも収納を設けます。お風呂の入り口側の幅800、奥行き300m、高さ2400mmの収納には、上からタオルのストック、可動棚にバスタオル・ハンドタオル・フェイスタオル、入浴時の着替え置き場、タオル掛け用ハンガー3本くらいを設置します。

洗面台の後ろの壁の幅600、奥行き450、高さ2400mmの収納に大人と子供のパジャマや下着を棚や引き出しに分けて入れ、一番下に体重計を入れます。

子どもが大きくなれば洗面・脱衣室にはさらに物が増えてきます。多少のゆとりを持った計画を立てましょう。

家事ラク住まい

主婦にとって家事は休みがなく、高齢になった時でも続くものでもあるだけに、体に負担かかからず、効率よく行える環境を整えておきたいものです。そこで、最近ではキッチン横に洗濯物を洗う・干す・たたむ・着る・しまうという作業を同じ場所でできる便利な空間を設ける家庭が増えています。洗面室と一体化した家事専用スペースを設けることで、家事の効率を高められ、家事の時短に繋がるのです。手間だった家事への負担を大幅に軽減し、なかなか確保できない自分の時間を得ることができたり、家族との時間をより楽しめる家になるのです。

多くの主婦が洗濯物をたたむ・しまうという作業が面倒と感じることと思います。それは、たたんだ洗濯物を仕分けて、各クローゼットにしまわなければならずたたむ→しまうという作業が一気に片づけないことが挙げられます。この家事への不満を解消するためにもこのスペースは最適です。家族の衣類をここ一か所で管理しておきます。洗濯物をたたんだり、アイロンがけをする作業カウンターを設けておき、ここで洗濯物をたたんだりアイロンがけを行い同スペースに設けれているクローゼットにしまします。たたむ→しまうという作業が一気に行えるので家事への不満が解消されるだけでなく、家事効率も高まるのです。

ここの天井には室内干しを設けておけば、天候に左右されることなく衣類を干すことができますし、夜の洗濯を行っても干し場に困りません。キッチンとの動線も短いため家事動線がコンパクトになり、家事を行う上で無駄な動きがなくます。家事ラク住まいを手に入れ、自分の時間を大切にできる住まいを目指しましょう。

大事な土地選び

家造りを始めるにはまず土地を探さなければなりません。選んだ土地によってその後の暮らしが大きく変わってくるだけに、自分達に合った土地を選ぶ必要があります。自分に合った土地を見つけ出すには、まず家を建てる目的を明確にすることが大切です。いずれは住み替えるつもりでいるのか、永住するための家を造るのか、ご両親と同居を視野に入れているのかで選ぶ土地が変わってくるのです。

それと同時に土地に求める条件に優先順位をつけておくことも大事なことです。子育てや仕事、趣味、環境など新しい家で暮らしの中心となるものは何であるのかということが大きく関わってきます。土地を選ぶ際には、自分自身のライフプランや家族構成など将来を見据え、しっかりと計画しながら購入する必要があるのです。

そうすることで自然と土地に求める条件が見えてくるのです。治安の良さや緑が多い環境を重視する人もいれば、通勤や通学時間や交通の利便性を重視する人もいます。商業施設や病院視線の充実を求める人もいれば、やはり広さが第一だ!という人もいるでしょう。各家庭によって土地に求める条件が異なるだけに、何を最優先させるかを明確にすることで求める土地が自然とクローズアップされます。全ての条件を満たした土地は見つかるはずもありませんし、見つかったとしても予算をオーバーしていることでしょう。安いからという理由で飛びつき、安易に土地を購入しないように気を付けたいものです。まずは自分達に合った最高の土地を購入し、家造りの大きな一歩を踏み出したいものです。

小上がりの和室

我が家はリビングの延長上に小上がりの和室を設けました。最近では住宅の洋風化が進み、住宅内に和室が一室もないという家は珍しいことではありません。しかし、和室の居心地の良さはいつまでも大切にしたいと思い、我が家には一室設けたのです。我が家のようにリビングの延長上に和室を設ける間取りにする家庭も多いですし、リビングを広く設けその一角を畳コーナーとして利用する家庭も多いです。

この間取りは、リビングをより多目的に利用しやすいというメリットがあります。我が家は和室を小上がりにしたことで、空間のメリハリをしっかりとつけることができました。普段は和室の建具は開け放ちリビングの延長として、子どもが遊んだり、昼寝をしたり、洗濯物をたたんだり、アイロンがけをしたりいろいろな用途で使用しています。空間の繋がりをしっかりと保ちながらも和室を小上がりにしていることで洋風LDKと畳の和室のメリハリがつけられているのです。

畳下に生まれるデッドスペースには引き出し収納を設けています。和室で使用する座布団をはじめ、昼寝グッツや子ども達のおもちゃ、爪切りなどの日用雑貨などたくさん収納することができています。また、壁にはカウンターを造り付けました。高さを活かしカウンター下は、掘り込み足をゆったりと伸ばせるようにしたのです。スタディーコーナーとして利用させる予定ですし、今は私のパソコンスペースとして大活躍しています。いざという時は建具で仕切って個室として利用できるので、集中してパソコンをしたり、勉強ができるのです。和室の魅力を引き出せる空間造りをしたいものです。